義父逝去

昨年3月に余命2ヶ月と宣告されていた義父が2月8日に逝去された。

余命宣告を受けてからも非常に元気に過ごしていたが今年の2月に入り急に体調が悪化した。タフな人なので絶対に回復すると思っていたのだが。。

介護ベッドが入って2日目に、車椅子は一回も使う事なく他界した。最後の最後まで誰にもシモの世話させずに逝かれたと聞きとても義父らしくカッコ良いと思った。また最後は苦しまずに逝かれたとも聞き、本当に良かった。

自分の最後は自分で準備していた様で、所謂終活もしていたようだ。マンションで完全家族葬を行い、私と長男も2月10日に東京に戻りお骨に成られるまでの二日間はしっかりとお別れを言えたと思う。賑やかな事が大好きだった義父を送る意味でも隣で娘達、娘婿達、孫達で呑み食いをした。苦情が出るのでは思うぐらい声のトーンも上がっていた。

妻も義姉達も余命宣告されてから覚悟をしていたと思うが、やはりお別れはつらい。特に妻は末っ子で1番甘やかされて来たので一際辛かったと思う。妻は10月の手術の後、2月に義父を送ることになりどれだけ辛かっただろう。

6月末には帰任するまで、もう少しだけ我慢して下さい。

お義父さん、健やかにお休み下さい。

めぐみは私に任せて下さい。お義母さんも子供達でしっかり面倒見ていきます。

2022年10月

妻の手術、看病の為に3週間の帰国。社長もしっかりと看病してあげてと言って頂いた。本当に感謝です。

病院はコロナの影響で入退院時以外の面会は基本的にNG。日本中から癌患者が集まる病院なので仕方ないか。。

 

手術は無事成功。全て悪いものは取り除いてもらい、リンパ節への転移も認められなかった。本当に良かった。パパちゃん、ご先祖の皆々様、本当にありがとうございました。

 

リハビリがキツそうだが、僕も無理にストレッチしてあげるのは怖い。母さん頑張ろうね。

 

愛妻の看病で帰国したが愛犬達とも久しぶりに長い時間を過ごせた。しかしそんな時間は直ぐに過ぎ去り、NY帰国。

母さんまた寂しい思いさせてごめん。年末に帰るからそれまで待っててね。

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2022年8月-9月

オフィスがなく、次のオフィス引越しが9月に決定。今月は完全リモート。

こんな時は絶対にいい事が起きない。

我が最愛の妻が胸にシコリがあるとの事で病院に行った。初診では癌とかではないと思いますが念のために検査しましょうと。。結果は乳癌。ほんと勘弁。。こんな時に一緒にいてあげれなくて本当にごめんなさい。僕の不安度の何百倍も不安なのに本当にごめんなさい。たまたま愚息が夏休みで帰国してたが検査結果後直ぐにNYに帰る事になっていた。

僕も自身に初診の意見に問題ないと信じ込ませ、こんな時のセントルイスで短い夏休みを過ごした。PujolsとMolinaの殿堂入り間違いないスーパースター達が今年で引退という事もあり、またWainwrightも引退の可能性があり、試合もpost seasonの熾烈な戦いを行なってる最中のBrewers戦という事もあり大いに盛り上がってた。試合の最中に妻からラインメッセージ。彼女も相当辛かたはずだが、すごく冷静なメッセージ。僕は頭の中が真っ白になり、その後はあまり覚えていない。妻に電話したが気丈に振る舞う彼女に対して呆然する僕。

手術する病院は最終的に2つに絞ったが日本一癌治療を誇るがん研有明病院にした。いろいろコネを当たったが結局妻が自身で電話し、予約を入れた。9月頭に予約が入ったので検査結果を持って癌研に訪問。またいろいろ検査があり結果を聞きに行って手術は10月中旬に決定。癌は浸潤していない事が検査でわかって超安心したが最終的には術後でないと分からんと妻。。

また腫瘍の値ががHers2の+3でギリギリ癌ではなく抗がん剤治療しなくて良いらしい。愛妻の友人が以前同じ値だったが数年後に癌になって経験があるらしい。それを聞いて落ち込む彼女。全てに対してポジティブになれないようである。その影響で体重も40kgを切ってしまった。

会社の社長に帰任をお願いし来年6月には帰れるようになると思う。母さんもう少し待っててね。

写真を見返したがこの頃はほとんど撮っていない。9月初旬に赴任最後のUS Open Tennisに行ったが殆ど覚えていない。

妻の為に撮った満月の画像が目立ってた。

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