パヴェ逝く

6月29日21時過ぎにパヴェがセス、ファルス、キャシー達のところに旅立った。ファルスの時と同じでまたしても私は海外出張中。しかも、23年振りに訪れた母校の前のホテルに着いて訃報を知った。
ファルスが逝ってから約半年で。。。
妻は風呂に入っており、横にいた長男はソファーで勉強(あやしいが)していたそうで、彼女は一人でひっそり逝ってしまったそうである。多分セスやファルスに比べて痛みは少なったと思うとの事だった。だが、彼女は人一倍、いや犬一倍我慢強く、痛みに耐える子であった。今となっては本当に痛みなく逝ってくれたと願うばかりだ。
思えば彼女の人生は耐えの人生ではなかったのではないか。セスを迎えた翌年に彼女は宝塚にやってきた。セスの性格は変わらずで赤ちゃんのパヴェにもお構いなし。翌年セスが出産しファルス達が生まれるとセス以上に母親役に徹していた。これはファルスが逝くまで続いた。落ち着いたと思ったらコーニーの容赦ない攻撃。。。本当に彼女には苦労を掛けた。掛け過ぎたのかも知れない。最後は両目白内障、耳は殆ど聞こえずで辛かったやろうね。ごめんなさい、パヴェ。でもきみに会えて本当に幸せでした。本当にありがとうございました。
安らかに眠って下さい。
天国でみんな仲良くしててね。
おとうさんは約40年前に一人で降り立ったCorvallisを訪れ、初心を取り戻した気がします。
これも君のお導きだね。ありがとう。